きまぐれ宿日記12    2000/01

以前から心の隅に小さな旅をしたい気持ちがあった。。。

1月16日 天気よし、気分よし、仕事ナシ
(ってゆーか、無理矢理仕事ナシにしたぞ)


僕は思いたって米坂線の旅にでることにした。
持ち物はデジタルカメラとwindowsCEノートパソコンのみ。

米坂線とは米沢駅と新潟の坂町駅を結ぶ列車であり、 開通式をしたのは昭和11年らしい。
現在も線路の上に電線は無く、ディーゼルで動く列車なのだ。


米沢駅 12:08発
さて、久々に米沢駅のホームについた俺が気付いたのは 0番線がなくなっていたこと。

おそらく先日開通した、米沢駅をまたぐように歩いて通れる 【東西自由通路】が作られる時に いっしょに工事されて変わってしまったのだろう。
画像は1998/12/20 撮影したもので、現在は 4番・5番線となっている。悲しい。。。

「この0番ホームは、全国的にもとても珍しいのでは?」

そう思って 「0番ホームは珍しいでしょう」と、 お客様にお話する機会もあったし、 米沢駅を利用する度に自分の心の中のお気に入りの一つとして ほほえましく思いながら見ていたのだ。
ただでさえ、米沢駅の由緒ある転車台(ターンテーブル)が 取り壊されてがっかりしていたのに、 出発する前からすでにダブルショックをうけてしまったのであった。
(やばい、赤煉瓦の車庫もなくなるか?)

ホームを歩いてゆくと すでに列車は到着していた。
列車の正面の下の部分、ちょうどレールの上あたりに 雪かきがついていて、ちょっと関心しちゃいました。

! なんとこの列車のドアはすべて手動だ。ローカルな雰囲気が漂う。

列車に乗り込んで自分の席を確保すると、僕はノートパソコンを開いて 今回の出来事を記録するべくキーボードを叩きはじめた。
タイプしはじめて気付いたが、車内はとても暖かく こうしているうちに少し汗がでてきた。
こんな一人旅ってありかな。旅の出発前っていつもワクワク するものだろうけど、このわくわく感はいつもと違う、 本当に久しぶりのような気がする。

本日のお買い物 米沢駅にて
切符(米沢−坂町)1620円
午後の紅茶140円ストレートティー
米沢牛丼弁当1000円一番売れている弁当?
アルカリ乾電池4本500円高いけど必要(苦)
今 列車が走り出した。俺の時計は12:09を指している。
俺の時計は1分早いのだ。

走り出して不安になるのは、当初から心配していた事。 それは米沢から坂町までの道のりをどうやって過ごすか である。
もってきたのはデジカメと、このノートパソコン(モバイルギア)。 この2つのアイテムのみである。 写真を撮りつつ出来事をメモする。自分なりには最低の荷物のつもりだ。

アナウンスが車内に響く。通過駅と時刻そして「車内禁煙です」と告げられた。
これはありがたい。自分はたばこを吸わないからかなり助かる。
そして、あたりまえのように列車が走り出した。
見慣れたはずの米沢の風景も普段見ることのない角度からみると 斬新な風景になる。踏み切りで止められた車のドライバーが 迷惑そうな顔をしているようにに見えるが、自分は偉くなったような気分だ。


さっそく到着したのは 南米沢駅。ここからは学生さんが たくさん(と、言っても10数名程)乗りこんできた。ちょっとあせる。 なぜならこの列車で俺は異様なムードを漂わせているのではないか? と、心配になってきたのだ(笑)
※ この画像は後日南米沢駅を撮影したものだが、 米沢商業、九里学園、東高などの生徒の駐輪場が両側にあるのがわかる。

まぁ、学生さんが近くにすわったものの斜めの方なので とりあえずひと安心?そろそろ紅茶が飲みたくなった。 俺は昔から列車が好きだし、汽車通学してみたいと思っていたっけ。 やはり駅とか汽車にはドラマがあると思う。勝手なイメージだが。。。
駅弁をだしかけて戻した。 なぜなら食べている時に他の人が乗り降りするのを俺は嫌うのだ。

さて、西米沢駅に到着。ここでは 学生さんが乗ってくるだろうか? どうやら少ないようだ。 ここは、一応 我が母校 3中の学区内であるので 比較的なじみがあるかな。 現在は、将棋と碁の愛好会で駅舎を使っているとか聞いたが、詳しくは後ほど調べようと思っている。
普段から市街地へでかける時にはあたりまえに通っている成島の跨線橋をアッというまにくぐって通りすぎた。

成島駅
この調子でタイプしつづけると 退屈するどころか 弁当を食べることすらできそうにないので そろそろ弁当を食べることにしよう。

後日、成島駅へ行ってみた。
この駅は、改札もなければ屋根もない。
風雨をしのぐための待合室は しっかりあるものの、ホームへの行き来は自由。
うーん この自由さはアメリカン?。

心配だった「退屈な時間をどうするか?」という不安は少し解消された。
行くときは進行方向をむいて右の席に座ったので、帰りも右の席に座ろう。 車窓からは、まだまだのどかな風景が続く。。。
いや…のどかな風景しかないだろうし、これから さらにのどかな風景になるのだから、やっぱり退屈くんとお友達になるのかな?

それと、今回の忘れ物 第2段「名刺」せっかくだから 営業しよう・・・なんてものじゃなくて、旅先で人に声をかけた時に 名刺があると非常にわかりやすいかな?なんておもったのである。
そろそろお弁当の時間にしようかな。
走ってみて再認識。米坂線は無人駅のデパートである。 わかっているけどやっぱり多いな。駅員さんがいないのも ちょっと寂しいけど なんとなく利用者のモラルで駅が 守られている感じで暖かみも感じた。
カンカンカン・・・踏み切りの音がぴゅーと流れて聞けない。
いや違うぞ、踏み切りを通過する列車にここしばらくのっていなかった。 鈍行は普段の生活では体験できない、忘れかけている物がたくさん詰まっているみたいだ。

田んぼのあぜ道にゴミどうぜんのボロボロの車が横たわる。 やはり、普段の視点とちがう。少し見下ろすようなこの窓からの景色は 帰りの旅も退屈させないのではないか?
いや、どうか退屈させないでおくれ。と、お願いしたい。 ただいま中郡駅を通過。次は 羽前小松駅

部活動をしてきた女子高生がそろいのジャージを着ている。
物珍しげに感じた僕は 彼女らにお願いして一枚とらせて頂いた。(なんぱか?)
やっぱりローカルな旅は面白いが慣れない事をすると緊張する。ふぅ。
でも、思ったより普通に話せたのは やはり田舎の子だからかな。 さて犬川駅

腹が減って弁当をパクついたが、写真をロクにとっていないことに気付く。 まぁいいか。 後日 すべての駅を 車でまわろう。 そして、駅の正面から写真撮影しようかな。 しかし、そう思うとすぐに かなり大変そうなので中止の色が濃い。 気長にやってみよう。
いつも僕の行動する先はこんな感じで心にたまってゆき、 時々気分的に思い出して 気まぐれで行動する。
まったく計画性のない性格がわかっただろうか?ハッハッハ。
ア? 知ってるって?(汗)

そうこうするうち次は今泉駅
フラワー長井線との乗り替え駅である。
すこし待たされるかもしれない。まぁいいだろう。動かない風景も 実はよかったりするのではないだろうか?。

そうそう、米沢駅で停車中 背中側の席のカワイイ男の子に写真をとらせてもらった。 おじいちゃんと孫さんのコンビ。
俺もこんな頃があったのだろう。 シャッターを押すようお願いされたので 快く引き受けた。 うん。良いことをしたね僕は。

さて、今泉駅で停車すると僕の席から見える真ん前に 携帯で話しながら座りこんだ子がこっちを見た。 さっきの部活動の子と同じ年頃だろうが、正反対の雰囲気。
ここから乗車して、ななめ向かいの席に座った子が声がうるさい。 彼氏?と一緒だし放っておこう。
(あとでわかったが彼氏ではなかった)

萩生駅。 ここは珍しく町の中にある駅っぽい。と、いうか 雰囲気がよい。 今度外から見てみたくなった駅。でも無人かな?
後日行ってみたらちょっと寂しい所で、 駅舎は小さな待合室のみの作り。一応窓口もあるが閉鎖されている。
そして駅舎よりもとなりのトイレの建物の方が立派だったりする。

次は羽前椿駅。俺の友人が高校3年間通った駅。 何度か汽車で遊びに行き泊まってつぎの朝通学したね。
眠くなるまでMSXとかメガドライブで遊んだね。
あの頃のコナミはカートリッジにSCC音源を搭載していて・・・(つづく)
こんな遠くから毎日通学したなんて偉いねふなp。
駅の近くには 来々軒という、漫画に出てきそうな名前の食堂があるのも ポイント高い。(食べた経験はない。機会があれば・・・)

※この画像も後から撮影したもの。
すでに無人駅ではなくなっていて、JAの建物と一体化した駅となり、 駅の待合室はとてもキレイでストーブもあって暖かい。
僕が高校生の頃の面影はまったくなくなっているが、木の素材でできた建物は あたたかみを感じた。

〜駅の中に飯豊山の写真が飾られて、説明文があったので載せておこう〜
原始景観を誇る "飯豊連峰"
山形・福島・新潟の三県にまたがる連山で、標高二一〇五メートルの飯豊山を主峰にもつ。
飯豊山は古くから信仰の山として知られ、 頂上付近には飯豊山神社と宿泊小屋があり、 登山道はすでに一六世紀末頃から開かれていたという。
頂上からの眺望は四周に開け北に朝日連峰、西に日本海、 南に日光連山・立山連峰、東に蔵王・吾妻の連山が見わたせる。
山容は険しく万年雪を残し、 「東北のアルプス」にふさわしい原始景観豊かな山である。

思い出ボロボロコーナー
なぜ こんなコメントを書くのかって?
そりゃー おいらが米商山岳部だったからサ。
そして、この飯豊山は 登ったことがない山なのだ。

登山口まで行った僕ら(米沢商業山岳部)は
霧がかった行く先を見つめブルーになる。
「これから天候も視界も悪い山へ登るのか・・・」

その時、「増D先生 やめましょう。」
なんとその天の声の主は副顧問のT海林先生だった!
なんと彼は腹痛により体調が悪いと訴えた。

この降って湧いた幸運?によって、僕らは飯豊登山を泣く泣く取りやめる事となった。
(え?嘘?ラッキー!!? ってなところか(汗))
付け加えるとFUJIさんは、この時ほど東海林先生を良い先生だと思ったことはなかったそうだぞ(爆笑)(卒業後談)

もうお気づきだろうか? 僕らは山に登りたくない山岳部。
山の嫌いな高校生だったのだ カッカッカ。
そして俺が部長だ俺。 もう終わってるな。
でも、あの時 登っておけば良かった。
後になってそう思うもののようだ。 登る?(汗)

列車の窓から風景を眺めていて気付いたこと。
この線路の横には 看板らしい看板。 乗客を意識した看板が(すく)ないぞ。 あっても古いものかな。

次は手ノ子駅、さっきから弁当はチョコチョコつまんでいる。 今のうちに不安な事を書き足して置こう。

などなどである。
デジタルカメラの電池は買えばよいとして、モバイルギアくんは コンセントが必要。ただし、経験上かなり長時間使えるので大丈夫だろう。
文章は記憶に残せるが、映像はあとから絵を描くわけにはいかないから、 やはりデジタルカメラの電池が心配だな。

斜め前の子の声が大きいが、顔を見ると悪い子じゃなさそう。 ただ活発な性格なのかな。明るい性格は良いことである。 男の子は大人しそうだ。しかし、かなり山奥の方へ来たけど、彼らは小国に住んでいるのかな?
通学ご苦労様。それと、なぜに制服で日曜日に? いらぬ心配か。

暖冬のせいか車内の暖房が暑く感じる。 いすの下からあたたかくなるタイプの暖房で、あたたかすぎる。 ムレそうだよハハハ。

山間のトンネルを抜けて、またすぐトンネル。 車で道路を通ってもトンネルの多い区間だけど、やはり 線路で通ってもトンネルが多いみたいだ。
紅葉の頃はかなりキレイだろうけど、今は雪景色。 ただし積雪が少ないため春の雪どけのムード。

ぷゎん!♪
トンネルに入る時、警笛を鳴らすようだ。 電車でGO!のゲームと同じだな。
あ、こっちは本物か。ゲームと比べちゃいけませんね。

羽前沼沢駅
ここは寂しすぎるかな。やはり雪が多い。

トンネルとトンネルの谷間に青い水が流れていた。 すごいキレイな水。あっというまの一瞬の出来事。

1時間10分が経過した。まだ退屈しない。
いや、たいくつしてきた。そして眠い。寝てもいいや。 終点までの旅は気楽でいい。アルコールが入らないから 起きていられる。飲んでいたらとっくの昔にバタンキューだからね。

伊佐領駅
車を運転して国道113号線を通れば、 自分が全体のおおよそのどのあたりを通っているか場所が検討つくけど、 列車だとわからないもんだね。
どこまで行くのだろう。どこへ連れてゆかれるのだろう? そんな感じになってきた。

羽前松岡駅
この駅につく前に川がキレイな所があった。
「次は小国です」 そうか。小国まで来たか。
高校の同じクラスに小国から通っているやつがいた。 毎日1時間30分ちかくを往復するわけだ。
本人にはあたりまえの事だろうが大変だったね。
汽車通学の人は汽車の中でテスト勉強しながら来るって言っていたけど、 納得しちゃいました。

やはり小国駅は大きい。
窓から景色を眺めていると…、あるじゃないか転車台!
米沢の転車台は1月の半ばに取り壊されてしまったが、 小国にもある!これは大発見!だ。ラッキー嬉しい。
撮影しようと思っていたのに、あっさりと取り壊されてしまった米沢の転車台。
ショックな心がかなりいやされた。

あ、また渓谷の景色が美しい。
一瞬そう思うと同時に列車はトンネルの中に入り、真っ暗になる。。
とてもカメラに収めるのは難しいので、目に焼きつけたいが 景色を確認するだけで精一杯。見れるだけ見ようと思う。

新潟方面に出かける場合、ほとんどは車で行き、ほとんどはドライバーとなる僕。 車からの眺めは前方ばかりで真横の景色はなかなか見れない。
しかし今日は違う。行く先の心配もないし、道に迷う心配もない。 連れもいない一人旅。
風景に集中できていいね。たまにはこんな旅もいいな。
あっ!滝が見えた。その瞬間、視界からなくなった。
場所は国道の看板「またのおこしを白い国小国」の横の線路から少し米沢方面へ 向かったところ。


越後金丸駅
新潟に入ったムード抜群の駅名。そのまんますぎるくらいだね。

越後片貝駅
海の匂いを漂わせる駅名だ。
画像を見て欲しい。「えちごかたかい」の上に
「エカ1」とある。
おそらく頭文字だろうが、なんの為の記号かは不明。
(どなたか意味をご存じですか?)

今頃気付いたのだが、トンネルをぬけたとたんに 良い景色がひろがる事が多い。
つまりトンネルの中でシャッターを押す準備をするとナイスです。 車窓撮影の基本的テクニックだったのかなぁ。 とりあえずトンネルにきたらチェックです。
しかし、今 どこの駅だったっけ。

越後下関(後から気づいた)
時計を見るとあと10分程で終点のようなのだが・・・わからん。

越後大島駅
つぎは終点坂町 いよいよだ。 坂町散策しようか、寝ようか。。。

坂町駅
とうとう終点。
天気は晴れ時々曇り
寒くもなくちょうど良い天気だ。
階段を上って改札へ向かい、 駅員さんに切符を記念に持ち帰りたいと告げると、 2つ返事でくれた。
(ちなみに米沢駅ではウダウダと理由を言われて貰えませんでした。)

駅についてまず探したのはゴミ箱。 お弁当の空き箱を捨てた。
そのあと駅を背中にしてまっすぐ歩き国道7号線にでる。 レンタルビデオ屋の玄関横にトイレを発見。そこですます。
北へ国道沿いに歩くと1つめの信号を左折。 線路のある方角だ。跨線橋を越えて民家のあるあたりを トコトコ歩く。視界に入ったほとんどの家が瓦屋根。
そんなに珍しいものではないが、やはり文化の違いを感じる。

僕の風貌は、黒いジャンバーにジーパン。 カメラを首からさげて黒い小さな鞄をさげている。
黒いブーツをはいて、いかにもよそ者だ。 目つきも怪しいかもしれない(汗)。 道端から線路や駅を覗いていたら 子供が自転車でやってきて僕と目があうと突然Uターンして 誰かを呼びに行った様子。
なんなんだよーーーっっ!

俺はいやムードを察知して、 これから渡ろうと考えていた線路の向こう側へ渡る連絡用の歩道橋を上り、 向こう側へ降りる事にした。

線路の真上から数枚の写真をとりつつ、橋を渡り終えると 鮮魚の看板が目に入る。
やはり、海が近いから 美味しい魚介類がないかな?
そう思って狭い店内をぐるりと1周、そこにはあまりなかった。
そのまま細い通りを歩いてみるものの、 あまりコレといったお店がみつからない。

今は帰りの列車の中でこの文書を書いている。
1つ目の駅 越後大島を通過したところ。

そうそう。やっぱり米沢駅で電池を買ってよかったよ。
さっきの散歩の途中でカメラの動きが鈍くなったので電池を替えたら 息を吹き返して元気になったデジカメ君。
米沢駅で500円(も)払ったかいがあったよ。
やはり新しい電池を入れると心に余裕がでるね。

坂町散策のつづき。
歩いているうちに駅前に戻った。
駅前お菓子屋さんはお休みだし。さて、なにをしよう。
そうだ、お寿司屋さんが多いから写真をとろう。
(越後下関駅到着)
3件程写真をとったけど、ものたりないので 今度は南へ向かって歩き出す。
(う、、、眠くなってきた)
すると、しばらく歩いて交差点にお菓子屋をみつけた。
これで、記念になにか買えるぞー。
小さいけど、信号のある十字路についた。道路を渡ればお菓子屋さん。
ところが十字路から見渡すと近くにスーパーを発見した。

ここならうまいお魚が買えるかな? 心配しながら店内を物色。

そしたら、あるある。
普段はあまり目にしないような魚の名前や、 地元にも売っているけど、きっとこちらが 安いような品物があって楽しかった。
しかも僕の好きなワカメを発見。つい買ってしまった。
(越後金丸駅を通過。ここには砕石場がある。)

「ふるさとの台所スーパーえのもと」で買ったものは
わかめ・あさり・えんがわ・なかおち・その他 計2325円也
持ちかえる時に痛まないか心配になったので スーパーのおじさんに発砲スチロールと、それに氷を入れるよう お願いしたら 無料でもらっちゃった。

ただし、荷物は一気に倍増で少し生くさい。
心の満足とは裏腹に行動力は激減。

列車は赤芝橋をこえた。 どんどん我が家が近づいてくるが、まだ米沢駅に到着するまで 1時間20分ある。

日中の暖かさはなくなり寒い空気を感じる。 窓の外は霧がかってきて、視界も少々悪い。

さて、小国駅
国道の横を走っていると、やはり見下ろした視点が快適だ。
と、いうか列車から自動車を見ると 大変そうに見えるよ。
車から列車を見ると、 各駅停車はかわいそうに見えたような気がするけどそうでもない。
いつ眠っても良いってのは非常に気持ちが楽だね。

羽前松岡駅を通過した。
そうそう、坂町駅の自動販売機にはリプトンティーの缶紅茶が 並んでいた。俺はティーオレを選んだのだが、やはり違うね新潟。 異文化を体験すると楽しいっす。(おおげさ)

帰りの列車では、進めば進むほど日が落ちて暗くなる。
車内の空気も静けさで充満して、どこか疲れたようなムードだ。
明るい話声があれば違うのだろうな。
すぐ横の国道を走る車もヘッドライトをつけ始めた。
この程度のそとの光ではシャッターを切っても写らないだろう。
車窓からの撮影はあきらめついたかな。

伊佐領駅にもうすぐ。
伊佐領ってなにか意味があるのかな?

うとうとと眠ってしまった。
車内のあかりがもれて、線路横の雪を照らす。

・・・

そしていつのまにか熟睡しまった。
目覚めたのは今泉駅
どれくらい寝たのかわからないが、あとから時刻表を見れば計算できるだろう。
あたりは真っ暗で、街灯と走る車のライトが目につく。

ぼーっとしながら羽前小松駅をすぎる。
我が故郷、米沢市がもうすぐだ。
犬川を越えて成島駅。次は西米沢のアナウンスが流れた。 あとは南米沢駅を越えるだけ。
米沢駅までもうすぐ。今回の旅は終わりに近づいた。

しつこいようだが、0番ホームが消えたのは残念だったな。
現在は4番と5番ホームだもの。 ちょっとした米沢の自慢だったのに・・・悲しい。

さて、帰り支度をしよう。
海の幸を運ぶのが大変だけど、満足の行く旅であった。
今度は誰かと一緒に来ようと思うが、誰も来てくれないだろう。
これを読んでいるあなた、ごいっしょにいかがです?
希望の方はメールにて相談しましょう!
それでは次回をお楽しみに。(あるのか?)

西米沢駅を通過後、南米沢駅にて多数の高校生が乗り込んできた。
彼らは米沢駅で降りると、山形方面の列車に乗り換えるべく急いでいた事をつけたしておく。

最後に・・・
何の心配もなく熟睡できた米坂線はやっぱりいいのかもしれない。
このノートパソコンもデジカメも出しっぱなしでした。
もちろん 発砲に入った海の幸もね(笑)
自分を撮影する為に持ってきたミニミニ三脚・・・つかわなかったな。
改札を抜けて 外の空気を吸うと、僕は現実へ戻っていった。


最後まで読んでくれてありがとうございました。
これからも頑張って日記書きますので 応援してくださいね。
気まぐれトラベラー たかP より