8月1日【田楽餅】と愛宕の火祭り

8月1日は、田楽餅を食べよう!

米沢市の代表的な行事の一つに 「愛宕の火祭り」があります。
愛宕の火祭りの日には 田楽餅を食べる風習があり、食べると 「夏バテしない」 「風邪をひかない」と伝えられています。

※愛宕の火祭りに関しての情報は、検索して頂ければ山ほど出てくると思います。 この記事は田楽餅について記しております。お祭りの詳細に関しましては他のサイトをご覧下さい。

 

田楽餅 (でんがくもち)

田楽餅とは。 定義が地方によって異なるのでは?と、感じました。

その為、この記事をご覧になる方は 米沢市にはこんな食べ物があるんだな。 と、いう感じでお読み下さい。

それでは早速「田楽餅」を探って行きます。

 

田楽餅は パッと見 みたらしだんごに似ている。

田楽餅は だんごに似てるけど、だんごじゃない。 餅(もち)なのです。

 

だんご&餅 の定義(違い)

WEBを検索して ざっくりと「だんご」と「餅」の定義を理解しました。

だんご = 米粉(うるち米など)を丸めて 茹でたり蒸したりした物

餅 = もち米を蒸して 臼と杵でついて形を整えた物

素材と調理工程が違うのですね。 重要です。

 

みたらし団子に関しましては 子供の頃から 「しょうゆ団子」 「たまり団子」のような表現で親しんでおります。

甘じょっぱい トロリとした餡がかけられた あの定番のだんご。
形は球状の物が多いですが、円柱型(俵型)も けっこう存在しています。

みたらしだんごのイメージ

先ほどの画像はセブンイレブンでGETした みたらし団子です。
これですヨ~ みたらし団子。ちゅるっと食感の 甘じょっぱい しょうゆ味。

しかし、安心した矢先に 裏切られた気分になりました。。。

みたらし団子じゃない!?

「焦がし醤油風味の串団子」

エエエエエ そんなネーミングありですか?(汗)

セブンイレブンさん・・・ 裏切らないで下さいよ。
しかも 団子じゃなくて 「串団子」。 串に刺さっていようが どうだろうが団子でしょ。
世知辛い世の中になったもんだぜ。
お客様は 団子だろうが串団子だろうが構っちゃいません。 まぁいいですけど。

さらに良く見ると 少し炙って 黒くなっている部分が確認できます。 「焦がし」の名に偽りはありません。

「醤油風味」・・・ 風味とか 何かから逃げてるのでしょうか。
まったくもって便利な言葉です(笑)

とにかく、 「みたらし団子」とは表現できない(大人の)事情があるのでしょう。
もしかすると これがプライベートブランドってヤツの力なのか。。。セブンプレミアム 恐るべし。
そろそろ、次の話題へ移ります。

 

そもそも 「みたらし」 って何よ!?

それに関しては下記リンクをご覧下さい。 いろいろ考察されており 面白かったです。

  なぜ〈みたらし団子〉と呼ぶのか?

みたらし団子とは 何なのか理解できた所で 本題です。

田楽餅(でんがくもち)は

みたらし団子の餅バージョンか?

田楽餅とは、
直径5~6cm程の平べったいお餅。
多少焼き目がついた そのお餅が3つ串に刺されている。
お餅の上から、みたらしだんごのように 甘じょっぱいタレが塗られて付いている。 そんな感じのお餅。

田楽餅を食べたい!
その願いを聞き届けることは比較的容易い事です。
しかし、8月1日だけは このお餅が売れまくる特別な日!

理由は 愛宕の火祭り

おまつり ワッショイ!!

愛宕の火祭り

毎年 8月1日に 愛宕の火祭りが行われます。
イベントの詳細に関しましては下記リンクをご覧下さい。

米沢の夏祭り(花火大会・愛宕の火祭り) <山形おきたま観光協議会 >

上記 webページより概要とスケジュールを抜粋させて頂きました。(2017年)


◇愛宕の火祭り 8月1日(火) 場所:愛宕神社地蔵園
 夕刻、松岬神社で採火された御神火が300人あまりの若者達の
 松明にうつされ、目抜き通りを駆け抜け、愛宕山麓の地蔵園
 に設けられた大火壇へ。
 松明を手に手に山頂へと続き、さながら火龍が天に
 昇るような 幻想美をかもし出します。
 8月1日 5:50 餅まき
     6:00 愛宕山民衆登山
   
    17:30 採火式 松岬神社
18:00 愛宕の芝舞台ステージイベント 21:00まで
    18:45 行列出発
    19:50 愛宕神社地蔵園到着
    20:00 大かがり火点火 神輿渡御
 主催 愛宕の火祭り実行委員会


スケジュールの中で 注目すべきは ココです!

 8月1日 5:50 餅まき
     6:00 愛宕山民衆登山

午前5時50分 こんなに朝早くから 餅まき。

餅まきで使用される「お餅」は、真っ白でビニール袋で包まれたものが主流だと思います。

そして、近所のお菓子屋さんで作られたものと予想できます。

 

なぜ

近所のお菓子屋さん

 だと想像したのか?

地域性のあるおまつりですので 地元のお菓子屋さんで作られた物と想像するのは 比較的単純な推理ですが、裏付けはこの画像です。

8月1日の朝。
和菓子屋の大黒屋さんは なんと、午前3時に開店していたのです!!

早朝から営業しているのは 餅まき用の 餅を準備している為でしょう。
そうに決まってます!(想像です)

時刻は 4:30 A.M.
眠い目をこすりこすり お店の玄関をくぐると、店内の様子は派手に購入を煽るような特別な感じはなく、むしろ通常営業中に見えました。

ただし、田楽餅とお赤飯は沢山用意されていたように思えます。

(普通の状態を知らないのです ごめんなさい)

眠くて眠くて、
意識が薄れていた状態でしたが、店員さんに 素朴な疑問を投げかけました。

僕  「何時から開店しているのですか?」
店員さん 「3時からです」

僕  「それじゃ寝てないのですか?」
店員さん 「1時に起きてやってます」

朧気な記憶ですが、だいたいこのような会話でした。

写真を撮っても良いか尋ねると、 わざわざショーケースから田楽餅の入ったトレイを出してくれて 撮影しやすくして頂きました。(親切♪)

頭が回転してなくて 何本買おうか迷っている僕。
スローペースの僕にあわせて 待っていてくれた優しい店員さんありがとう。

 

時刻は 朝4時半なのに・・・

ショーケースの中も 商品が並べられ充実しておりました。

自分用のおやつに あわまんじゅうを1コ注文して 商品を受け取り車に乗り込む。
さっそく食べようと ビニール袋の中を探ると・・・!?

 まだ温かい!

忠臣蔵ネタではないが・・・ まだ温かかったんです。(喜)

ぬくもりある あわまんじゅう。 おいしい。。。

寝ぼけていても食欲だけは 24時間 年中無休。 まるでコンビニのような胃袋。
糖分を摂取して、運転する眼差しも 先ほどよりは少し大きめに瞼が開きました。
年に一度の特別な感じがする田楽餅をGETして自宅へ戻ります。

 

別の問題が発生?

車を止めて 自宅へ向かって歩き始めると共同浴場の前に 近所のおばあちゃんの姿が見えました。 もちろん顔見知りのおばあちゃんです。 しかし、時刻は朝5時前。 こんな時間に帰宅したとなれば いらぬ噂がついてこないとも限りません(笑)

僕  「おはようございます おばーちゃーん お餅食べる!?」
婆ちゃん 「ええっ 何? もらってもいいのかい?」
僕  「いつもお世話になってます。 どうぞどうぞ」
   「今日は愛宕の火祭りだから これ食べると風邪引かないっていうから」
婆ちゃん 「あらあら ごっつぉさま」

と、自分の株を上げつつ 朝帰りの噂を封じ込めた。(笑) ナイスだ。

 

vs お豆腐屋さん

お豆腐屋さんの朝は早い。 午前3時頃から製造作業を行っている。

その付近を通りかかった時である。

ガラガラッ  びくっ!

僕  「おおっ S君! おはよう♪ (大汗)」
S君 「おはようございます」 ニコニコ
   「あれー朝帰りですか?」 ニコニコ
僕  「何言ってるんだよ~ 田楽餅食べない?」(汗)
S君 「いいんですか? ちょうど腹が減った所だったんです」
僕  「今日は特別な日で 愛宕山の火祭りが・・・あーだこーだ・・・」
S君 「そうだったんですか~ ごちそうさまです!」
僕  「そうなんですよ 僕はちょっと寝ますので お休みなさい(笑)」

ふー なんとか誤解されずにすみそうだ。

普段から早起きもしないし 早朝から行動していると何か悪いことしているみたい。
早朝からウロウロするには居心地が悪い僕(笑)

 

信頼

僕は 2本の田楽餅を分け合った代わりに
何かしらの信頼を得たと思う。 そう願いたい。 強く。。。

 

朝5時 就寝

ふらふらと部屋に戻り ベッドに倒れ込みつつ、
モニターのスイッチを入れて パソコンを操作し、無意味なんだけど動画を再生。 それを横目に見ながら すぐに眠りについた。

短い睡眠時間の後、起床して出勤。
田楽餅は うめや旅館のスタッフと食べました。

食べると 「夏バテしない、風邪をひかない」 と、伝わる田楽餅。
あなたも お一ついかがでしょうか?

 

 ・・・ めでたし めでたし ・・・

 

 

ちょっと待った!!

「田楽餅」は、本当にみたらし団子の餅バージョンなのか?

ちがう!

田楽餅の餡には味噌が入ってる 説!?

突然ですが、上記の説が浮上しました。 (締めくくらなくて良かった)

左から順に 大黒屋さん(田楽餅)、セブンイレブン(焦がししょうゆ串団子)、丸十餅屋さん(田楽餅)

大黒屋さんの田楽餅の色が薄い。 パッと見た目 みたらし味と違うのでは?と思ってしまいます。

当然! 「みたらし」とは違います

危ないところでした。
田楽餅の 「田楽」の部分を良く考えて下さい。

「田楽」を検索

田楽 (でんがく) (ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説)

検索すると 「田植え等で舞い踊る風習・文化」などの解説がなされて、食べ物はまったく出てきません。
まず目に付くのは 踊り等の芸能文化でした。

しかし、その後の方に僕の求めている答えがありましたので抜粋します。

 

豆腐を細長く切って竹串を打ち,みそを塗ってあぶった料理。田楽豆腐の略。

 

そもそもは「みそ味」

みそ味、 味噌あじ、 味噌味。

どの表記が良いのか? 今回は考えないですし 総選挙も行いません。

田楽の味付け = みそ味

これは確定事項ですので しっかり覚えておきます。

 

田楽定番のスタイル

豆腐、里芋などに味噌を塗って炙った物を田楽と呼ぶようです。
その他、茹でてあるコンニャクに味噌ダレをかけて提供しているケースもあります。

全国各地でそれぞれに田楽の解釈が変化していったのではないか。
結果的に味噌ダレを付けて食べる物は 田楽と呼んでも間違いではないのかもしれない。

田楽を画像検索
2種類の調理法

スーパーマーケット マルエツ|味噌田楽

マルエツさんのサイトに 味噌田楽のレシピが掲載されておりました。
レシピなので一般の方でも手軽に作れるよう 味噌は後のせタイプの調理法です。

 

田楽座 わかや | 伊賀ポータル お店情報

田楽座 わかや さんの紹介ページにて これぞ本物の田楽と言える商品が紹介されておりました。 豆腐についた味噌の焦げ具合が しっかり焼かれていて香ばしそうです♪
こんなの見たら 食べたくなっちゃいます! 三重県へレッツゴー!

田楽料理を作る場合

味噌や味噌ダレを 最初から付けるのか 後から付けるのか。
2つの大きな違いがある事は認識しました。 そして、そのどちらも田楽と呼ばれ親しまれている事もわかりました。

もう少し突っ込みます

米沢の田楽餅は「お餅を炙って味噌ダレを塗った料理」

今回の題材である 田楽餅の制作工程をイメージします。
もう一度 画像をよくご覧下さい。


味の定義はともかくタレをお餅に塗ってから焼いたり炙るのではなく、お餅を焼いてからタレを塗っている。(ようです)

 

変わりゆく時代

それはそうですよ。
味噌ダレを塗ってから焼いたり炙るとなると、ぽたぽたと、下に垂れてしまいます。
その過程で 味噌ダレが落ちてしまう。
お味噌だけなら 粘性も強く垂れにくいのでしょうが、味噌ダレとなると話は別。 焼き器の周辺は汚れちゃうし。

 

味噌ダレは後から

 

僕の思うところ
本来の田楽は味噌を塗って焼く料理だった。

味噌のみの味付けでは しょっぱすぎるし 焦げやすい。

美味しい食べ方を求めて、味噌と何か別の調味料を調合し 味噌ダレを作ったものの、味噌ダレは 粘性がゆるい為 豆腐などに付けて焼くのは難しい。

しめくくり

焼いてから 味噌ダレをかける。 それも田楽で良いじゃ無いか。
田楽は そのように変化・進化していったのでしょう。

 

結論 味噌あじ+炙ってあるのは田楽

豆腐や里芋は炙って。 コンニャクは茹でて 味噌ダレを付けた物。
もしくは 味噌ダレを付けて炙って調理されたもの。
それを 田楽と認識する事にします。

ここまで来ると 日本田楽協会の会員になった気分です(笑)

 

田楽餅を買う場合
ちょっとだけ時間を下さい

田楽餅を買いに行くなら、少し余裕をもってお店へ行きましょう。 なぜなら 3~5分待つことになると思います。

焼きたてを 頬張れば さらに美味しいに違いありません。

 


長々と拙い文章におつきあい下さいまして ありがとうございます。
どうも おしょうしな (米沢の方言で「ありがとう」の意味)

美味しく田楽餅を食べた後は 温泉で消化促進しましょう。
今日も温泉日和です♪

 

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