米沢→酒田_列車旅レポ2021秋

米沢から酒田へ!

先日、山形新幹線と陸羽西線を乗り継いでプチ列車旅をした時のレポでございます。

まずは小野川温泉からスタート!

 

1132 家を出る 米沢駅まで家族に送ってもらう。

小野川温泉から米沢市へ向かう道すがら 紅葉が目に入ります。
11月に入ると小野川温泉付近の紅葉が綺麗ですヨ。

米沢駅へ到着。
曇り空ではありますが、この後 晴れるはず。

米沢駅改札口の横にあった売店キオスク。
しばらく来ない間になくなってました。

その代わりに 山形新幹線つばさの顔出し看板が登場。
運転手気分になれる仕様は楽しそう!!

Suicaで新幹線

この日、ネット予約をしておいたので Suicaで乗車。
普段はもちろんの事、コロナ過の移動は車のほうが安心できる為、久々の列車にちょっとワクワク。

1205 飲み物を購入してホームへ入る。

1210発 つばさのアナウンスがホームに流れ
 久しぶりに鉄道旅の雰囲気が盛り上がる。

改札を抜けてホームへ。
まず初めに気付くのは、2軒の駅弁売り場が並んでいるのですが、1軒はお休みしてました。
1軒はお休みしているのか、それとも交互に営業しているのか。
とにかくお客様が少ないのが原因でしょう。

写真右下 ホームの端にある雨よけ通路は喫煙所へ向かう為の設備なのだろうか?
たばこを吸わない僕は 喫煙所の為だとしたら手の込んだ設備だなー。と、思いつつ。
冷静に考えると真冬に吹雪く積雪の中 革靴に雪が入って足が冷たくなって、あの喫煙所まで行くのは過酷だろうな。とも思えた。

 

14号車の中

 チケットはえきねっとにて購入し、Suicaへ連動させた。
 米沢駅でチケット購入の手間が省けるのと、改札はSuicaでタッチ入場できる。
 それと、ちょっとだけ価格が安くなる。

 おそらくiPhoneのSuicaで手続きを行っておけば
 Suicaを持ち歩く事もなくなるのだろうが、今回はそこまでしない。
 普段の生活の中で、めったに電車に乗る事がないので必要ないのだ。

1211 新幹線つばさは 静かに米沢駅を出た。
 乗り心地もよく するーっとスムーズに走り始める。
 あたりまえのように僕を北へ向かって運んでくれる。

 駅で購入したカフェラテ飲みつつ新庄駅まで81分の移動。
 途中眠くなるだろうから寝て、起きて到着。そんな感じになるだろう。

 空は半分くらい晴れていて、穏やかにのんびりとした午後の空気感でつつんでくれる。

 パンを食べつつ。
 プリプリのエビの食感がすごく伝わるパンでした。

旅レポを書くならこれ。軽くてキーボードが打ちやすく、ネットワークも充実のVAIO

 

1221 赤湯駅に近づく
 フラワー長井線へ乗り換えのアナウンスが流れ、住宅街へ入ってゆく。

 

1223 赤湯駅を発車
 フラワー長井線の とても華やかな車両(1両編成)のデザインが目に入った。
 今回は進行方向に向かって左側の席を選んだ。
 なんとなく山形駅から先のエリアで左側の景色が見たいと思ったからだ。

 今思えば、西側のシートは午後の日差しが眩しくなる可能性はあるのだが・・・
 (右側の席から望む白龍湖の景色も捨てがたいし)

 窓の外に見える山は紅葉に色付いているが、曇り空に太陽光が遮られている。
 時折差し込む太陽の光がもっと明るければさらに鮮やかに見せてくれた事だろう。

1233上山エリアに入っているのだが、
 名物の干し柿、今年の出来映えはどうなのだろう?
 国道を通ると 干し柿のカーテンのように吊された景色が目にとまるのだが、残念ながら列車から確認する事はできなかった。

 小さくて可愛いフランスパンにミルククリーム?がサンドされている
 3番人気のパンは、食感が堅かった。噛み切るのがちょっぴり大変。
 しかし、美味しいのだ。

 なんだろうこれは。堅さのせいなのか味のせいなのかわからないまま、夢中でかじっていた。そして、休むこと無くかじり続けて食べきってしまった。

※自宅から駅へ向かう途中でパン屋さんへ立ち寄って購入したのでした。

 

1245 山形駅に到着
 ここで3分ほど停車した後発車。

 霞城セントラルは高いなぁと思っていると、すぐに霞城公園が見えてくる。
 お堀を囲むように茂った木々は紅葉しているのだが、終わりが近いのだろう、葉っぱが少なくなり色あせていた。

北山形駅を出ると空は曇り雨粒が窓に付き始める。
米沢市の天気予報は15時~22時まで晴れマークだったので油断していた。
山形市、新庄市、酒田市の天気はどうなのだろう。。。

脳裏に浮かんできたのは、出かける前に折りたたみ傘を持って行こうか、置いてこようか悩んだことだった。
荷物を軽くしようと、一度はリュックから出しかけたカサだが、持ってきていた。

1256 イオンモール天童の横を通る。
 空は暗いし、お腹はふくれたし、いよいよ眠くなってきた。
 シートに身を預けて上着のチャックを上げて目をつぶる。

1259 天童駅を出た。 雨はやんでいる。

 

 

1323 しばし ゆっくりと眠る事ができた。
  目を開けると 空の青と日差しが明るくて

新庄駅についたら駅を出て散策しよう。。。。

ちょっとまった!!

!? 電子チケットの場合 途中下車はどうなるのだろう?
 ヘタにSuicaにするんじゃなかった。
 紙チケットにすれば良かった。
 とりあえず駅の窓口に相談してみよう。
 次の列車の発車時刻まであまり時間がないので、煩雑な手続きが必要となるとその時間がもったいない。

1329 トイレへ行ったついでに目に付いたのは 列車内の公衆電話。
 使用停止になっていたが、過去の遺産として 撮影しておいた。

 列車が進むにつれて空は晴れ渡り、広々とした風景が気持ちいい。

1332 新庄駅到着のアナウンスが流れて まもなく到着。

13:31着 14:14発

13:31に新庄駅へ到着し、
14:14に新庄駅を酒田方面へ出発する列車に乗る必要がある。
新庄の町で活動できるのは45分間。
移動時間やキップの手続きを考えると30分で食事等を終える必要がある。

駅の改札を出るときに一悶着

 新幹線eチケット(Suica利用)の場合、途中下車はどうなるのか訪ねたところ、
 一度改札を出て、窓口にてeチケットを提示して紙のチケットを発行してもらう手続きを行って下さい。との事。

 とりあえず、チケットの事は後回しにしてラーメンを食べる目的を果たしたいところ。
 駅前通りをまっすぐ歩いてチェーン店系のラーメン店が目に入る。

 このお店の存在は ネットで調べたときに出ていたので知っていたが、
 そのすぐ先に見つけた昔ながらっぽいお店 急行食堂。

特急じゃなくて急行

 印象を良くするなら急行よりも特急(特別急行列車)がメジャーである。
 米沢市のお店なら 「特急寿司」という銘店も存在する。

※急行や特急の生い立ちに関しては明治時代まで遡るため情報を追いかけるのは止めておく。

 しかし、この食堂さん。
 あえて「特急」ではなくて、「急行」という名前を選んだのでしょうか?
 それとも特急が存在する前の時代から・・・

 店名から、昔からあるお店だというのはすぐに察した。
 そして、新庄名物である「とりもつラーメン」をがすぐに目に付き、ご当地名物が食べられる事もわかった。

 当初「一茶庵本店」でラーメンを食べようという計画だったのだが、休憩時刻になっているようだった。

 急行食堂にて迷う事無く「とりもつラーメン」をオーダーし、無事に食べることができた。
 食後に駅前通りをほんの少し散歩して駅へ向かう。(時間的な余裕が無い)

 抹茶ソフトも魅力的でした。 今度ね。

 謎めくホーロー看板のある ゆとりスペース。
 (いったいここはどなたの趣味で作られているだろうか)

不規則な変形交差点。 目立つデザインのビルとか このあたりの昔の事情?を伺ったら街のなりたちとか、オモシロイ話が聞けるのかも…

 JR新庄駅へ戻って参りました。
 駅の窓口にて、eチケットを紙チケットに変更してもらって無事にホームへ移動。

1408 駅のホームについた
 1414発の列車を待っている。

1412 ホームに到着した列車に乗り込む。
 1名用向かい合わせの席。 1530頃(酒田駅着)まではしばらく僕の専用席。

1414 新庄駅を出発

 ディーゼルエンジン音が 低くグォォーーーと車内に鳴り響く。
 列車の振動と共に加速してゆくこの感じ。
 これこそ旅情ではなかろうか。
 カタッタガタン・・・

 

 北へ向かって走り出した右側の車窓から赤煉瓦の車両庫が目に入る。
 だいぶ前に米沢駅の赤煉瓦の車両庫は雪の重みで潰れてしまった。
 (米沢の歴史的建造物…惜しかった)

羽前前波駅 うぜんぜんなみえき
列車は北側から西側へ向きを変えて進んでいる。

トンネルに入る前や橋を渡る前に警笛が鳴るのだが
その音がひび割れたような音で響き渡る。

古口駅で快速列車と 列車交換。
その後 線路は最上川沿いを走る眺めの良い区間となった。
青空と紅葉と大きな川。

 

1445 一部速度を落として走行します。

 風景をお楽しみ下さい。 のようなアナウンス。
 陸羽西線のサービス精神が窺える。

 高屋駅をこえるとトンネルが多くなり、その度に警笛が耳に刺さるのが
少しだけストレスになった。(笑)

1454 清川駅を出た。
 この路線には島式ホームが多い気がする。
 ホームを設計する時、ホームを一つしか作る必要が無い事を考えると、コスト的に有利なのだろうか。

南野駅(みなみのえき)
田舎の駅だけど 響きだけ聞くと なんとなく 南国の駅みたいでいいね。

 

僕には見慣れない。風車が沢山

1507 まもなく余目です

 ジリリリリリリリリリーーーキンコンキンコンキンコンキンコン…
 ATSの音が車内に鳴り響く
 久しぶりに耳にした。 約3分停車。

 その間に運転手さんに声をかけてホームの自販機で飲み物を買ってきた。
 冷たいペットボトルの「いろはす もも」がやけにうまく感じる。

1514 北余目駅
 学生さんが20~30人ホームに待機していた。

 余目駅で2両編成の車内は二人だったのだが、
 ガラガラの車内は少し賑やかになった

 本当なら車窓から鳥海山が見えるのだが、今日は雲に覆われていて見えなかった。

1519 砂越駅ホームからブロンズ像と鳥海山

 この日、鳥海山には雲がかかっていて見えないが、晴れていればとても良い景色だろう。
 お米のブランドとして名高い庄内だけに米倉が目に付く。

リンク: 平田の里のブロンズ像

リンク先より引用:

1993年<平成5年>完成
設置場所:JR砂越駅

【制作者の願い・作品に込めた思い】
野の花と稲穂を持ち、指し示す先には鳥海山。
大自然に囲まれた美しい町、豊かで心地好い平田の里に栄あれと願う。
【荘内日報・読売新聞より抜粋】
平成5年11月18日に行われた除幕式には石黒光二さんも参加、「作品の名前はすぐ浮かんだが、それをどう表現するか悩んだ。見た人が、のびやかさや、生き生きした楽しい雰囲気を感じ取ってもらえれば幸い」と話している。
JRによると、駅のプラットホームに本格的な彫刻が設置されるのは、県内初、東北でも聞いたことがなく、全国的にも珍しいとのこと。
稲穂と野の花を持った二人の乙女が舞う像で、町の発展を願い伸びやかで楽しい感じが表現されている。

ブロンズ像の高さ:像2.0m

 

1525 酒田駅に到着するところ。

 路線の数が多いのが目に付いた。
 酒田駅を検索すると、貨物列車のホームや駅の端にはSL時代の転車台も残っているのがわかった。とても面積が広く、賑わっていた事が窺える。

0番線発見

酒田駅にも0番線があるのですね。 0番線マニアではありませんが、0番線を見つけるとなぜだか嬉しくなっちゃいます。

かつて米沢駅にも0番線(米坂線)が存在していましたが現在は4・5番線になっている。

1527 酒田駅到着
 ぷち列車旅はこれにて終了

 写真の動輪は日和山公園から移設されたものだそう。

なぜに目的地が酒田!?

先に妻が酒田へ車移動しておりまして、そこへ向かうための列車旅となったのでした。
駅の駐車場で待っていてくれました。

ここから車移動

釜磯海水浴場へ

鳥海山の水が浜辺に湧き出てくる場所で、一度見てみたいという僕のリクエストでドライブする事に。

 

 

浜辺からポコポコ水が湧き出ています。 オモシロイ

山育ちのボクにはとても珍しい光景でした。

日も暮れてきました。

そこで、ちょっと良いポイントを見つけたので撮影したのがコレ!

若女将渾身の1枚

ウユニ塩湖かよっ!!

世界遺産のような写真が撮れました。

 

空気も冷えてきたので、釜磯の海岸湧水はこれくらいにして、
思い出の女鹿駅へ移動します。(けっこう近い)

秘境駅 女鹿駅(めがえき)

旅の締めくくりは思い出の地? 女鹿駅探訪です。

以前訪れた事がある駅なのですが、当時のメモ書きを発見してきました。

この駅に降り立ち、近くの宿に宿泊し、早朝に出かけた思い出のある駅です。

女鹿駅(旧:女鹿信号所)に関しては各自お調べください。

現在でも、1日 上下線あわせて6本 <秋田方面4本、新津(新潟)方面2本>しか停車しない激レアな駅です。 駅舎こそ新しくなりましたが、駅の存在はひっそりとしていて チープなホームが印象的でした。

皆様も機会があれば<ぜひ>訪れてみてください!

 

以上 ぷち列車旅と釜磯の海岸湧水のレポートでした。

あとは温泉に入れば完璧ですね~(この日は温泉はナシ)

 

今日も温泉日和です♪